こんにちは 最近はお店のお知らせで連載中の大分日記です。
このたびの熊本・大分地震のことで、いろんな方に安否確認のご連絡をいただきました。
本当にたくさん。ありがたいことです。
実は私自身は、大きな揺れの時は東京にいて、これを体験していません。
家族とはすぐに無事の確認が取れましたが
その後に続く余震が絶え間なくあり、2日くらい眠れなかったそうです。
ほとんど被害のない大分県の県北でそのような状態でしたから、
被災地域の方たちの疲弊はいかほどでしょうか。
地元へ帰ってからもしばらく被災地のことは
テレビで知る以外の情報はほとんど得られませんでしたが
最近、フェイスブックや、繋がりのある人を通して
必要とされている支援の情報などが入り始めたところです。
今お手伝いをしているアースデイ中津の発起人で
市内で「フェアトレードショップ大地」を営む須賀要子さんから
支援物資の呼びかけがあり、昨日食品を預けに行きました。
要子さんの知人で阿蘇在住の方たちが立ち上げた
「南阿蘇災害復興ボランティアよみがえり」というグループの方が
直接現地へ運んでくださるとのことでした。
阿蘇を中心に多くの道路で寸断や崖崩れがあり
宅配便の荷物は集配所止まりになることが多く
なので食品は基本日持ちのするものしか送れないことになっていますが
今回は直接現地まで行かれるとのことで、野菜も預けることができました。
サポートしている集落はお年寄りが多く、若い人はいないとのこと。
SNSなどの使用もないため、状況が外へ伝わりづらく
支援が遅れがちな集落が多くあるようです。
こういった支援が遅れがちな集落のサポートをしてくださる
団体の存在はありがたいです。
直接現地で得られる情報も貴重です。
支援物資も、場所や避難している方たちの世代や人数によって幅があるので。
こういった災害時に何をどこへ送るか、判断を間違えて
望まれない形で送られてしまうとかえって迷惑になることが
過去の数々の災害で指摘されてきました。ボランティア活動もしかり。
そのため、私もそうでしたが
人との繋がりの中での情報を待たれている方も多いと思います。
↓こちらで最新の情報がご覧いただけます。
「南阿蘇災害復興ボランティアよみがえり」フェイスブック
被災地では、震度4、5の大きな揺れが今も続いています。
私の住まいでも震度1、2の揺れは日に何度もあります。
これを書いている今も揺れています。
そのため現時点では、自治体でもボランティアの受け入れを制限しているところが多いです。
今、必要とされているのは主に技能系のボランティアの方です。
建築関係の職人さん、重機が動かせる方、
また、中長期滞在できる炊き出しスタッフなど。
状況は刻一刻と変わります。
この先多くの人の手が必要とされることは確かです。
お金は今すぐにも、また長期的にも必要とされます。
支援活動のためのガソリン代や備品の購入など。
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(「南阿蘇災害復興ボランティアよみがえり」フェイスブックより)
募金も、集まるところには十分に集まっているようですが、
南阿蘇のほうはスタッフも少なく声がけが出遅れたため、持ち出しで支援活動を頑張っています
復興は長期にわたります
どうぞみなさん
南阿蘇にも
お心添えをお願いいたします!
団体名
南阿蘇震災復興ボランティア・よみがえり
口座名 ミナミアソヨミガエリ
ゆうちょからのお振込みの場合
記号 17130
番号 30663041
ゆうちょ以外からのお振込みの場合
店名 七一八 (読み ナナイチハチ)
店番 718
普通預金 口座番号 3066304
皆様のご支援よろしくお願いいたします
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住まいや健康被害の他
経済的な被害も深刻です。
・熊本県の製造業
道路の寸断で流通が困難なため、被災地域以外の生産現場でも
製品が県外へ運べず破棄することになったり。
うちの近くのスーパーでも普段熊本産商品が並んでいた棚が空いたままになっています。
・ホテルなど観光業の相次ぐキャンセル
・農産物の被害
収穫前のスイカの弦が地震で切れた、本来であればいちご狩りでかきいれ時だったいちご農家さん、毎日ぎりぎりの状態で生き物のの世話を続ける畜産農家さん…
これらは消費することが支援にもなりますので
遠方の方にも比較的関わりやすいものと思います。
別府は先週行きましたがほとんど通常通りでした。
湯布院は大分の中でも被害が大きい方でしたが、営業を再開しているところも多いです。
熊本の黒川温泉、こちらも徐々に営業再開が始まっています。
風情があって本当に素敵なところでおすすめです。
もう少し地震が収まってきてからでも、長期休暇の際はぜひおいでください。
また何かあればご報告します。