昨秋、お茶の水店頭で大好評だった大分県中津市の三村農園の梨(無肥料・減農薬栽培)が今年も間もなく入荷します。
例年お盆明けの販売とのことですが、今年は実りが早いとのこと。
連絡をいただいて、昨日、さっそく東京へ発送していただきました!
たくさんの木のひとつひとつの実に袋をかける袋かけ作業は、大変な作業です。
作業効率よりも、木の自然の生命を妨げないことを優先にした剪定方法により、
はしごなしでは実に手が届かないので、通常よりも時間がかかります。
それに加え、ちょうど袋掛けの時期、大分は連日の雨でした。
農薬を使って袋掛け不要にしてしまうこともできるそうですが、三村農園さんの栽培方法では、欠かすことができない作業。1個ずつ大切に包まれています。
梅雨の時期は連日の豪雨で日照時間が短いなどの影響が心配でした。
一転、梅雨が明けてからはずっと晴天が続き、甘みがぎゅっと詰まった実になったとのこと。
反対に雨が降らなさすぎて、毎晩のかん水作業が欠かせないそうで
それはそれでご苦労がありますね。
草刈りは、収穫作業が始まった木の下だけ。
草をそのままにしておくのは、土の保湿と虫除けになるそうです。
虫が木につかずに、草の中に入ってくれるから。
「虫も暑いのが嫌いやから草に隠れよんよ」と下に登場のお父さん。
おじいさんの代から100年続くこの三村農園で、
無肥料・減農薬栽培を始めた長田奈美さん。
昨年は、台風の直撃に加え、虫の被害など大打撃を受けましたが
今年は順調に育っているとのことで、ほっとひと安心。
台風はこれからが本番ですが、昨年のような直撃がありませんように。
無肥料・減農薬栽培の三村農園の梨は、慣行栽培のものに比べ小ぶりですが、
弦が細く、甘みがしっかり感じられます。
この時期は、毎朝6時半~9時頃まで収穫作業。実が傷まないよう、涼しい時間に収穫します。
直売所わきで水遊びしていた長女のあかりちゃんと、お父さん。仲良しの二人。
おじいちゃんの糖度計を「見せて~」と、のぞいているところ。
糖度13度以上ありました。
暑くてなかなか食欲が沸いてこない、この数日間。。。。
私の今日のお昼ごはんは、三村さんの梨でした。
ジューシーなので水分補給にもぴったり。
ただいま出荷の品種は「愛甘水」。
名前の通り甘い果汁たっぷりで、酸味の少ないジューシーな梨です。
「愛甘水」に続いて収穫が始まる予定の「菊水」は、まぼろしの梨といわれるめずらしい品種。
以前農園を訪問した際、果樹を見せてもらったときから楽しみにしていました。
今後、時期ごとに変る品種の味の違いもぜひお楽しみください♪
三村農園さんの梨 過去記事はこちら
http://gaiashop.net/archives/19444
http://gaiashop.net/archives/20393
http://gaiashop.net/archives/19418